百科事典マイペディアの解説
御倉町【みくらまち】
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
単に倉町(くらまち)とも称する。摂関期や院政期にとくにみられ、受領(ずりょう)や摂関家、院などの財物を収納した倉庫の立地する地をいう。平安京内はもちろん鳥羽(とば)、白河などにもあり、白河法皇はこれら各所に「御倉二百余所」をもっていたという(『中右記(ちゅうゆうき)』)。また単なる倉庫群にとどまらず、工房の役割をも果たしており、当時の京都における富の集積のさまをよく示す。
[井上満郎]
『村井康彦著『古代国家解体過程の研究』(1965・岩波書店)』
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