御節料理(読み)オセチリョウリ

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精選版 日本国語大辞典 「御節料理」の意味・読み・例文・類語

おせち‐りょうり‥レウリ【御節料理】

  1. 〘 名詞 〙 節日の料理。特に、正月のものをいう。煮物、栗きんとん、数の子、ごまめ、だて巻など。おせち。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御節料理」の意味・わかりやすい解説

御節料理
おせちりょうり

おせちは御節供 (おせちく) の略で,御節料理は正月および五節供に用いる料理を意味したが,現在では正月に用意するごちそうのことをいう。古くは,ごぼう,芋,人参こんにゃく大根,焼き豆腐,こぶ巻などの精進物を主とした煮しめであった。現在では,このほかに新年を祝う心を表わす祝い肴 (こぶ巻,田作り,黒豆,数の子など) ,口取り (日の出かまぼこ,きんとん,伊達巻など) ,焼き物および酢の物などがある。味つけはやや濃い目で保存性に富み,彩りのよいものが多い。重詰にして供するのが一般的である。

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百科事典マイペディア 「御節料理」の意味・わかりやすい解説

御節料理【おせちりょうり】

正月に食べる料理のこと。節会(せちえ)料理からきた語で,本来節供に供される料理であった。正月三が日間食べられるよう,もちがよくさめてもよいもの,ごまめ(田作),数の子,勝栗,こぶ巻などを取り合わせ,重箱に詰める。

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