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徳本峠 とくごうとうげ

7件 の用語解説(徳本峠の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

徳本峠
とくごうとうげ

長野県西部,上高地の東方にある峠。標高 2135m。松本市の島々 (しましま) から梓川の支流島々谷川をさかのぼり上高地に出る道にある。近世後期から木材の搬出路となっていたが,明治以後は上高地を経て穂高岳槍ヶ岳にいたる峠として,登山者に広く知られた。

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デジタル大辞泉の解説

とくごう‐とうげ〔‐たうげ〕【徳本峠】

長野県西部、飛騨山脈南部の峠。松本市安曇(あずみ)にあり、標高2135メートル。松本市街から島々(しましま)を経て上高地へ入る登山路が通る。

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百科事典マイペディアの解説

徳本峠【とくごうとうげ】

長野県西部,上高地と島々谷の分水界をなす峠。標高2135m。梓(あずさ)川沿いの道路が通じるまで島々から上高地への登山路であった。穂高・槍連峰の展望は絶景。近世には富山湾海産物松本盆地へ運ぶ道であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

とくごうとうげ【徳本峠】

長野県西部,南安曇(みなみあずみ)郡安曇村島々から上高地へ至る登山道にある峠。標高2135m。1933年梓川沿いの車道ができるまで,信州側から上高地に入るために利用された。古くは北アルプス(飛驒山脈)に入る猟師や,松本藩有林であった梓川流域の山林をきる杣人(そまびと)は,徳本峠を越えて上高地に入った。明治に入って,近代登山が始まるとともに穂高連峰,上高地の眺望のよいこの峠が有名になり,上高地を紹介したW.ウェストン日本山岳会を結成した小島烏水(うすい),志賀重昂(しげたか)などの登山家もここを越えている。

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大辞林 第三版の解説

とくごうとうげ【徳本峠】

長野県松本市安曇あづみ、北アルプス南部の峠。海抜2135メートル。昭和初年まで上高地へ入る登山路として親しまれた。穂高岳の眺望に優れる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県〕徳本峠(とくごうとうげ)


長野県松本(まつもと)市西部、上高地(かみこうち)東側の常念(じょうねん)山脈南部を越える峠。標高2135m。梓(あずさ)川支流の島々(しましま)谷源流に位置する。かつては松本盆地から上高地へ入る唯一の交通路。梓川沿いに道路が開通してからは登山路として利用されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

徳本峠
とくごうとうげ

長野県西部、北アルプスの霞沢(かすみざわ)岳東方にある峠。標高2135メートル。1933年(昭和8)に梓(あずさ)川に沿う車道ができるまでは、松本方面から上高地(かみこうち)へ入る登山道であった。近世から森林伐採人夫や飛騨(ひだ)(岐阜県)への旅人の通路であり、北アルプスの近代登山が始まった明治10年代からは登山者に親しまれた。日本アルプスの名を世界に紹介したウェストンは1891年(明治24)峠からの穂高(ほたか)連峰の夕方の景観に感激の涙を流したといわれる。峠には徳本峠小屋があり、松本電鉄新島々(しんしましま)駅から島々谷沢をさかのぼって峠まで約7時間の行程で、上高地側の明神(みょうじん)池からは約2時間で達することができる。[小林寛義]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の徳本峠の言及

【峠】より

…針ノ木峠(2541m),ザラ峠(2353m)は,それぞれ後立山,立山山脈中の鞍部であり,1584年佐々成政の両峠越えで名高い。上高地西の中尾峠(2080m),東の徳本(とくごう)峠(2135m)は天保年間(1830‐44)から飛驒街道が通っていたところであり,梓川沿いの道路が1933年開通するまでは上高地への入山者はたいていここを通った。 内外の著名な峠は,いずれも歴史的な意味をもつか眺望にすぐれているかであり,人文活動と山との目だった接点ともいえる。…

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