心服(読み)シンプク

デジタル大辞泉 「心服」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷく【心服】

[名](スル)《「しんぶく」とも》心から尊敬して従うこと。「師として慕い、心服する」
[類語]感服敬服私淑賛仰推服恭順尊敬敬う尊ぶ崇める仰ぐ敬する畏敬崇拝敬愛慕う敬慕敬仰景仰崇敬傾倒心酔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心服」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷく【心服】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しんぶく」とも ) 心から承服すること。喜んでしたがうこと。
    1. [初出の実例]「粛然として心服(しんフク)す」(出典私聚百因縁集(1257)五)
    2. 「長州家を欽慕しつ心服(シンプク)する者多かりしかば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉二)
    3. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「心服」の読み・字形・画数・意味

【心服】しんぷく

心から従う。〔孟子、公孫丑上〕力を以て人をするは、心するに非ざるなり。力贍(た)らざればなり。を以て人をするは、中心びて、するなり。七十子の、孔子するが如きなり。

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む