( 1 )「いるかせ」が「ゆるかせ」に転じるのは、古辞書や「平家物語」の諸本などから、室町期に入ってからと考えられる。→「いるかせ(忽)」の語誌。
( 2 )②の意は「いるかせ」にはみえず、「ゆるかせ」のみで、しかも近世期に入ってからのものであるから、語源として、①を「ゆる(緩)」と関係づけることには問題がある。
「色葉字類抄」「観智院本名義抄」では、「いるかせ」の形だけだが、「文明本節用集」では「いるかせ」「ゆるかせ」の両形が見られ、「天草本平家物語」「天草本伊曾保物語」や「日葡辞書」などになると、「ゆるかせ」の形のみになる。


・笏(こつ)の声がある。〔説文〕十下に「
るるなり」とあり、〔漢書、揚雄伝賛〕に「時に人皆之れを
(ゆるがせ)にす」のように、字を
とし、
略の意に用いる。
は祝
の器である曰(えつ)をみだりに啓(ひら)く意の字で、忽略の意は、その
開の意と関連がある。「たちまち」と訓する
・溘・乍・奄は、みな状態をいう形況の語で、忽もその意が原義。その状を恍惚という。
イルガセ 〔字鏡集〕忽 ハルカ・アラシ・ニハカ・イルカシニス・ウレフ・スミヤカナリ・ナイカシロ・ワスル・カロシ
を収める。
は疾風。
xu
tは同声。また
xiu
tは忽の声義をとる語である。
▶・忽傲▶・忽忽▶・忽視▶・忽而▶・忽似▶・忽爾▶・忽若▶・忽諸▶・忽如▶・忽然▶・忽怠▶・忽地▶・忽的▶・忽突▶・忽薄▶・忽微▶・忽杪▶・忽忘▶・忽漫▶・忽
▶・忽略▶
忽・
忽・絶忽・閃忽・粗忽・疎忽・惰忽・怠忽・治忽・超忽・恬忽・突忽・飄忽・秒忽・平忽・
忽・暴忽・悠忽・陵忽出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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