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性腺機能低下症 せいせんきのうていかしょうHypogonadism

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家庭医学館の解説

せいせんきのうていかしょう【性腺機能低下症 Hypogonadism】

[どんな病気か]
 性腺(せいせん)(精巣(せいそう)または卵巣(らんそう))が機能不全をおこす病気です。
 配偶子(はいぐうし)(精子(せいし)や卵(らん))をつくる機能と性ホルモンを分泌(ぶんぴつ)する機能の両方が障害されますが、小児期には性ホルモンの不足による症状で気づかれます。
 原因は、性腺自体に原因がある場合(ターナー症候群、クラインフェルター症候群など)と、脳下垂体(のうかすいたい)からの性腺刺激ホルモンの不足による場合(カールマン症候群、脳腫瘍(のうしゅよう)など)とがあります。
[症状]
 男女とも、二次性徴(にじせいちょう)がなかなか現われないことで気づきます。成長スパートもおこらないので、思春期に低身長の傾向が現われます。
[治療]
 男子では男性ホルモンの注射(2~4週に1回)を、女子では女性ホルモンの内服を、少量から徐々に増量します。この方法で、二次性徴(月経様性器出血(げっけいようせいきしゅっけつ)を含む)を発来させ、おとなと同じからだつきに完成することができます。
 しかし、子どもをつくる能力(生殖能力)を獲得するためには、性腺刺激ホルモンの注射など、より上位から性腺に刺激を与える治療が必要です。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

せいせんきのうていかしょう【性腺機能低下症 hypogonadism】

配偶子(精子または卵子)形成および性腺(生殖腺)のホルモン分泌の一方または両方の障害によってあらわれる病的状態。視床下部‐脳下垂体‐性腺系のどこかに異常があると考えられる。性腺自体の原因による場合は原発性性腺機能低下症,視床下部‐脳下垂体系に異常があり,脳下垂体のゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)分泌低下による場合は続発性性腺機能低下症と呼ぶ。男性では,睾丸(精巣)の精細管異常による精子形成障害,および精細管の間(間質)に存在するライディヒ細胞からのテストステロン分泌低下がみられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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