愕然(読み)ガクゼン

デジタル大辞泉 「愕然」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「愕然」の意味・読み・例文・類語

がく‐ぜん【愕然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 おどろくさま。非常にびっくりするさま。
    1. [初出の実例]「夜分。女盗二人昇入清涼殿。天皇愕然」(出典続日本後紀‐承和四年(837)一二月甲午)
    2. 「愕然(カクぜん)としてなげきうれうる物ぢゃが其患をばちっとも忘れぬぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)五)
    3. 「英国に於て鉄道の最も壮観にして人目を愕然たらしむるものは」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後)
    4. [その他の文献]〔史記‐留侯世家〕

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普及版 字通 「愕然」の読み・字形・画数・意味

【愕然】がくぜん

おどろくさま。〔史記、留侯世家〕みて(張)良に謂ひて曰く、孺子(じゆし)、下りて履(くつ)を取れと。良、愕然として之れを毆(う)たんと欲す。

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