喫驚(読み)キッキョウ

デジタル大辞泉 「喫驚」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きょう〔‐キヤウ〕【喫驚/×吃驚】

[名](スル)おどろくこと。びっくりすること。
紳士は―し、空を仰いで」〈鉄腸南洋の大波瀾〉
[類語]驚く驚き驚愕驚嘆愕然驚倒驚天動地驚異びっくりするどきっとするぎくっとするぎょっとするたまげる仰天する動転する一驚する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる唖然あぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張る息をのむきもをつぶす腰を抜かす

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精選版 日本国語大辞典 「喫驚」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きょう‥キャウ【喫驚・吃驚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「一驚を喫すること」の意で ) 驚くこと。
    1. [初出の実例]「其の人喫驚、暗暗想ひ道ふ、世間人なからずと」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    2. 「鬼の死骸ありと読みて大に喫驚せし話を」(出典:仮名の会の問答(1883)〈大槻文彦〉)

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普及版 字通 「喫驚」の読み・字形・画数・意味

【喫驚】きつきよう

驚かされる。

字通「喫」の項目を見る

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