ぎくっと(読み)ギクット

デジタル大辞泉 「ぎくっと」の意味・読み・例文・類語

ぎくっ‐と

[副](スル)
弱点や不意をつかれて驚くさま。ぎくりと。「証拠を突き付けられてぎくっとする」
急に折れ曲がったり、継ぎ目がずれたりするさま。ぎくんと。「荷物を持ち上げたとたん腰がぎくっとした」
[類語]驚くびっくりどきっとぎょっとたまげる仰天する動転する喫驚きっきょうする驚愕きょうがくする驚倒する一驚する驚嘆する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる唖然あぜんとする愕然がくぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張る息をのむきもをつぶす腰を抜かす

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精選版 日本国語大辞典 「ぎくっと」の意味・読み・例文・類語

ぎくっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 急に驚きおそれるさまを表わす語。「ぎくり」よりも息詰まった場合、急な感じにいう。
    1. [初出の実例]「ジョバンニはそっちを見て、まるでぎくっとしてしまひました」(出典:銀河鉄道の夜(1927頃か)〈宮沢賢治〉九)

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