デジタル大辞泉 「恐れ入る」の意味・読み・例文・類語
おそれ‐い・る【恐れ入る/畏れ入る】
1 相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど―・ります」
2 相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。「ご心配をおかけして―・ります」
3 あまりのことに驚き入るばかりである。
㋐相手の才能・力量に太刀打ちできないと思う。脱帽する。「―・った腕前だ」
㋑物事のひどさにあきれる。「あれで秀才とは―・るよ」
4 非常にこわがる。
「この法師いよいよ―・りたり」〈著聞集・一七〉
[類語](1)恐縮・有り難い・謝る・謝する・わび・わび言・平謝り・陳謝・謝罪・多謝・わびる・かたじけない・うれしい・もったいない・おそれ多い・幸甚・