放漫・放慢(読み)ほうまん

精選版 日本国語大辞典 「放漫・放慢」の意味・読み・例文・類語

ほう‐まん ハウ‥【放漫・放慢】

〘名〙 (形動) 自分勝手なこと。でたらめでしまりのないこと。やりっぱなしなこと。また、そのさま。「放漫経営」 〔音訓新聞字引(1876)〕
※話の屑籠菊池寛〉昭和七年(1932)一月「手をひろげて苦しくなると、整理し、整理するとまた景気がよくなって、手をひろげて放漫になると云ったやうな事をくり返して」 〔許月卿‐捧硯姫空翠詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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