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敦賀半島 つるがはんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

敦賀半島
つるがはんとう

立石半島ともいう。福井県中央部,若狭湾の南東部に突出した半島。東半部は敦賀市に,西半部は美浜町に属し,東に敦賀湾をいだく。花崗岩から成り,断層により南北に区切られる。区域を東西に分ける西方ヶ岳 (764m) を最高峰とする山地が海岸に迫る。海岸は沈降海岸,断層海岸をなし,断崖,磯浜などの自然美に富む。山地にはブナの原生林もみられる。地形の制約から交通不便で孤立していたが,北端近くの浦底地区に敦賀原子力発電所,その南に高速増殖炉もんじゅ」,美浜町丹生に美浜原子力発電所が建設され,道路が整備されて観光地化が著しい。東岸には神功皇后をまつる常宮神社,『奥の細道』で知られる色ヶ浜などがあり,海岸一帯は若狭湾国定公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

つるが‐はんとう〔‐ハンタウ〕【敦賀半島】

福井県南部にある半島。若狭(わかさ)湾の東部に突出し、敦賀湾を西側から囲む。海岸線は典型的なリアス式海岸。ほぼ中央部に半島最高峰の西方(さいほう)が岳(標高764メートル)、先端部に立石(たていし)岬がある。若狭湾国定公園に属する。立石半島

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

敦賀半島
つるがはんとう

福井県中央部、敦賀湾の西を限る半島。若狭(わかさ)湾の陥没に取り残された典型的な地塊山地で、花崗(かこう)岩からなり、西方(さいほう)ヶ岳(764メートル)、蠑螺(さざえ)ヶ岳(686メートル)がそびえ、北端の立石(たていし)岬に終わる。山地が海に迫って道もなく、長く陸の孤島であったが、1960年代に東岸に敦賀、西岸の丹生(にゅう)に美浜(みはま)の二つの原子力発電所が立地して事情は一変した。北岸の白木(しらき)にも日本原子力研究開発機構の高速増殖炉が立地している。半農半漁村は民宿村となり、古くからの産(うぶ)小屋などの習俗は急速に消滅している。東岸の色の浜は西行(さいぎょう)が歌に詠み、芭蕉(ばしょう)の『おくのほそ道』に賞した「ますほ貝」で知られる。西岸には水晶浜などの海水浴場があり、半島のほぼ全域が若狭湾国定公園である。[島田正彦]

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