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物質文化 ぶっしつぶんかmaterial culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

物質文化
ぶっしつぶんか
material culture

文化人類学用語。人間が使用するために加工した衣類,食物,住居などの生活用具,採集狩猟具,農耕具,機械,装飾品,楽器,芸術作品,記念物,記録,呪術祭祀具などとその製作,使用に関する技術,知識,制度の集積。その発展は技術,物資風土と密接な関連をもつものである。

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デジタル大辞泉の解説

ぶっしつ‐ぶんか〔‐ブンクワ〕【物質文化】

人間の、物質的な文化的所産。機械・建造物・交通手段など、人間が環境に適応したり、生活の便を追求したりするためにつくった事物の総称。→精神文化
精神的なものより物質的なものに重きを置く文化。「行き過ぎた物質文化に対する反省」

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶっしつぶんか【物質文化】

一般に,人間の文化的行動の物的産物をいう。自然の素材に人間が働きかけて,目的に合わせて素材を改変した人工物全体の意味であるから,その内容は無限といえる。人間の生活にとってもっとも基本的な衣食住にかかわる道具や製品はもとより,宗教的建造物や芸術作品なども含む。素材の改変には特定の技術が必要であり,技術はまた労働の形態と密接に関連する。文明社会では複雑な分業体系が確立し,技術の分化もはなはだしく,物質文化の総量未開社会とは比較にならず,物質文化という総称すらほとんど意味をなさない。

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大辞林 第三版の解説

ぶっしつぶんか【物質文化】

人間が自然環境に適応し、生活を維持・発展させてゆくために発明・製作したもの。道具・機械・建造物・交通通信手段など。
物質的なもののもつ価値が支配的な文化。 ⇔ 精神文化

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