新市[町](読み)しんいち

世界大百科事典 第2版の解説

しんいち【新市[町]】

広島県南東部,芦品(あしな)郡の町。人口2万2353(1995)。東と南は福山市,西は府中市に接する南北に長い町で,町の南端で南流する神谷川が東流する芦田川に合流する。近世以来木綿織物の生産が盛んな地で,幕末には備後絣の生産地として栄えた。現在も繊維工業,被服製造業が盛んで,繊維製品の卸問屋が多い。農業は花木や野菜栽培中心の都市近郊型農業が行われる。備後国一宮の吉備津神社は文化財が多く,市立大祭,祇園祭は観光客でにぎわう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android