台湾北西部の市。新竹県の県政府所在地。台北の南西約65キロメートルに位置し、台湾海峡に臨む。台湾最古の都市の一つで旧称を竹塹(ちくざん)といい、1875年新竹と改称された。周辺の地勢は起伏に富み山林が多い。秋冬の季節風が強く「新竹の風、基隆(キールン)の雨」という諺(ことわざ)がある。米、サツマイモ、ラッカセイ、柑橘(かんきつ)類のほか茶、ヤマナシ、干し柿(がき)の産地として知られる。第二次世界大戦後、新興工業都市として発展し、おもに紡績、セメント、製薬、ガラス、石油化学などの工業が盛んである。また、先端技術産業を集めた新竹工業団地が郊外に建設され、1980年末から操業を開始している。
[劉 進 慶]
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