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日光写真 ニッコウシャシン

4件 の用語解説(日光写真の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

にっこう‐しゃしん〔ニツクワウ‐〕【日光写真】

日光にあてて写す写真玩具。絵を印刷したネガを感光紙に重ねて、ガラス板をはめた枠(わく)に入れ、日光に数分間あてて焼きつけるもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

にっこうしゃしん【日光写真】

写真の印画紙にネガや図面などの原稿を密着し,太陽光焼き付けて写真を作る方法およびこれによって得られる写真をいう。一般に銀塩を主体とする写真感光材料を使って写真を作る過程は,露光,現像,定着の処理を必要とするが,日光写真では強い光源を使って直接画像を作り現像の過程を省いている。このような写真過程を焼出しprint‐outと呼び,現像を経て画像を作る過程developing‐outと区別している。焼出しによって得た写真像は定着の処理を省いているため,画像に強い光が当たると全面黒化して画像は消失する。

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大辞林 第三版の解説

にっこうしゃしん【日光写真】

透明な薄紙などに描いた絵をネガとして印画紙に重ね合わせて、日光で焼き付ける子供の玩具。青写真。 [季] 冬。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日光写真
にっこうしゃしん

化学変化を応用した写真玩具(がんぐ)。青写真ともいう。薄板に絵を印刷したもの(種板(たねいた))を、感光度の低い日光感光紙(種紙(たねがみ))に重ねて、小さなガラス板付きの焼き枠(わく)に入れ、日光に数分間当てて焼き付け、さらに水につけて仕上げる。定着液を用いないので、数日後には映像は消える。写真技術を取り入れた新しい玩具として、大正時代から子供たちの間で流行した。焼き枠の大きさはほぼ名刺大で、種板、種紙は20枚撮り程度のものが小物玩具として売られた。第二次世界大戦後は児童雑誌の付録などに利用され、漫画やテレビのキャラクターものなどの種板に人気がある。俳諧(はいかい)では「青写真」が冬の季語に入れられている。[斎藤良輔]

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