デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松尾宗二(2)」の解説 松尾宗二(2) まつお-そうじ 1677-1752 江戸時代中期の茶人。延宝5年生まれ。松尾家5代宗俊の養子となり,京都にすむ。表千家6代千宗左(そうさ)に師事。享保(きょうほう)9年松尾流茶道をひらく。松尾流では辻玄哉(げんさい)を初代,この宗二を6代にかぞえることもある。豪商高田太郎庵らに茶をおしえ,名古屋に茶道をひろめた。宝暦2年9月5日死去。76歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。名は重賢。通称は治兵衛。号は楽只斎。著作に「敝帚記(へいそうき)」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例