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桂文枝(初代) かつら ぶんし

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

桂文枝(初代) かつら-ぶんし

1819-1874 江戸後期-明治時代の落語家。
文政2年生まれ。笑福亭梅花の門人となる。のち上方4代桂文治に入門,文枝を名のる。初代桂文団治ら多くの逸材をそだて,近代上方落語中興の祖といわれる。「三十石(さんじっこく)」を得意とした。明治7年4月3日死去。56歳。大坂出身。通称は藤兵衛。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

桂文枝(初代)

没年:明治7.4.2(1874)
生年:文政2(1819)
幕末明治初年の大阪の落語家。通称藤兵衛。22歳のころ笑福亭梅花門人となり,のち4代目(3代とも)桂文治の弟子となる。文治一門にすでにこの名はあったが,実績と後世への影響から彼を初代とする。鳴物入りの噺や音曲の隆盛する時代に,素噺の名人と称えられ,明治初年,文枝派・川喜派2派競合下にあって有力な人々を傘下に集めた。没後文枝門四天王と呼ばれた初代桂文之助(2代目曾呂利新左衛門),桂(月亭)文都,初代桂文団治,初代桂文三(2代目文枝)たちが大阪の落語界を牽引した。前座噺「三十石」を真打の噺に大成し,後年その噺を入質した逸話は名高い。<参考文献>大阪芸能懇話会「文枝代々」(『桂文枝襲名披露』)

(荻田清)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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