樺/桜皮(読み)カニワ

デジタル大辞泉の解説

かにわ〔かには〕【×樺/桜皮】

シラカバの古名か。この木の皮を刀や弓の柄に巻いたり、や器物に巻いたという。
「―巻き作れる舟に」〈・九四二〉

かば【×樺】

カバノキおよび近縁種総称。特に、シラカバをさす。 花=春》
蒲(かば)2」に同じ。

かんば【×樺】

《「かには」の音変化》「かば(樺)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かにわ【樺】

カバザクラ、一説に、シラカバの古名。上代には、舟に巻いたり器に張ったりした、その樹皮。 「しきたへの枕もまかず、-巻き作れる舟に/万葉集 942

かば【樺】

カバノキ科の植物の総称。かんば。
(桜の)樹皮。 〔日葡〕

かんば【樺】

〔「かには」の転〕
かば(樺)」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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