檜(漢字)

普及版 字通 「檜(漢字)」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 17画

[字音] カイ(クヮイ)
[字訓] ひのき

[説文解字]

[字形] 形声
声符は會(会)(かい)。〔説文〕六上に「柏身」とあり、松科の常緑樹。檜(ひのき)は火の木の意。樹皮檜皮(ひわだ)といい、神殿宮殿の屋根をくのに用いる。

[訓義]
1. ひのき、ひ。
2. と通じ、はた。
3. 棺上の飾り。
4. 古代国名。〔詩〕の国風に「檜風」がある。
5. 古くに作る。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕檜 比乃木(ひのき) 〔和名抄〕檜 飛(ひ) 〔名義抄〕檜 ヒ・ヒノキ 〔字鏡集〕檜ククル・カサキ・ユミノハズ・イタル・ヤハズ・ヒノヤ

[熟語]
檜煙・檜花檜楫・檜宅
[下接語]
寒檜・檜・孤檜・杉檜・秋檜・樅檜・翠檜・疎檜・双檜・蒼檜・霜檜・庭檜・晩檜・風檜・老檜

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android