殺到(読み)サットウ

デジタル大辞泉 「殺到」の意味・読み・例文・類語

さっ‐とう〔‐タウ〕【殺到】

[名](スル)多くの人や物が一度に1か所に押し寄せること。「申し込みが殺到する」
[類語]集う群がる群れるたむろ駆け付ける集まるすだくたかる固まる参集押し寄せる押し掛ける詰め掛ける揃う寄り合う寄り集まる・寄り集う・馳せ集まる・馳せ参ずる馳せつける勢揃い集合集結オンパレード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「殺到」の意味・読み・例文・類語

さっ‐とう‥タウ【殺到】

  1. 〘 名詞 〙 ある物をめがけて勢いよくつき進むこと。多くの人や物事が一度にどっと押しよせること。
    1. [初出の実例]「病中の枕の刀一文字に殺到(サッタウ)し、まん中に懸けて隔て」(出典浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)一)
    2. 「どんなに仕事が殺到してゐたか分る」(出典:党生活者(1933)〈小林多喜二〉一)
    3. [その他の文献]〔三国志演義‐第六回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「殺到」の読み・字形・画数・意味

【殺到】さつとう

一時に来る。

字通「殺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android