デジタル大辞泉
「屯」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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トン【屯・噸・瓲】
- 〘 名詞 〙 ( [英語] ton )
- ① 重量の単位。記号 t
- (イ) メートル法による重量単位。一トンは一〇〇〇キログラム。仏トン。メートルトン。
- (ロ) ヤード‐ポンド法によるイギリスの重量単位。一トンは二二四〇ポンド、約一〇一六キログラム。英トン。ロングトン。大トン。グロストン。
- [初出の実例]「英一頓は我二百五十一貫九百二十二銭八分余に当る」(出典:玉石志林(1861‐64)二)
- (ハ) ヤード‐ポンド法によるアメリカの重量単位。一トンは二〇〇〇ポンド、約九〇七キログラム。米トン。ショートトン。小トン。ネットトン。
- [初出の実例]「意太里亜〈略〉昔此歳租金二十四敦〈二千本独を一敦とす〉に値り」(出典:輿地誌略(1826)三)
- ② 船の重量や容積を表わす単位。
- (イ) 総トン。船舶内部の総容積を表わす。一総トンは一〇〇立方フィート、約二・八三立方メートル。記号 GT
- (ロ) 純トン。旅客・貨物を積載する容積を示すもので、総トン数から船員室・機関室など運航に必要な部分を除いたもの。ネットトン。記号 NT
- (ハ) 排水トン。艦艇・船舶の沈水部の排除した水の重量を英トン、またはメートルトンで表わしたもの。
- (ニ) 載貨重量トン。船舶の載貨能力(燃料・水・食料・貨物・旅客など)を重量で表わす。記号 D/W
- ③ トラックの総重量を表わす単位。
- [初出の実例]「二十二トンのダンプ・トラックは」(出典:二人の友(1960)〈庄野潤三〉四)
たむろ【屯】
- 〘 名詞 〙
- ① 軍兵の群れ。集合した兵士。軍隊。部隊。また、それがいる場所。軍兵の駐屯する所。陣処。陣営。
- [初出の実例]「皇后(きさいのみや)〈略〉三軍(みタムロのいくさ)に令(のりこ)ちて曰(のたま)はく」(出典:日本書紀(720)神功即位前(北野本訓))
- 「敵国に赴て陣を張り旅(タムロ)を調へて、単于と戦を決せんとしけるに」(出典:太平記(14C後)三八)
- ② 仲間やある職業の者の集団。また、仲間がいつも多く集まる所。ある職業の者が詰める所。
- [初出の実例]「奴等が屯(タムロ)のその場所は」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)
- ③ 特に明治時代、巡査がいつも詰めている所。警察署。駐在所。
- [初出の実例]「おめえが屯(タムロ)へ此男を連れていかうという訳を」(出典:歌舞伎・繰返開花婦見月(三人片輪)(1874)序幕)
ちゅん【屯】
- 〘 名詞 〙 易の六十四卦の一つ。

。上卦は坎(かん)(水)、下卦は震(雷)。下卦の雷は下にあってまだのぼらず、上卦の雨は上にあってまだ降らず、行動を起こして険難に遇うことを表わす。水雷屯ともいう。
とん【屯】
- 〘 名詞 〙 綿の重さをはかる単位。中国では六両、日本では二斤を一屯とする。古訓は「もじ」。
- [初出の実例]「糸八両。綿一斤。布二丈六尺。並二丁成二絇屯端一。〈謂。糸十六両曰レ絇也。綿二斤曰レ屯也〉」(出典:令義解(718)賦役)
- [その他の文献]〔通典‐食貨典・賦税下〕
みせ【屯】
- 〘 名詞 〙 古く、重さの単位の一つ。一屯は二斤(はかり)。絹(きぬ)、綿(わた)の計量の単位として用いた。
- [初出の実例]「綿四屯(ミセ)、布六端」(出典:日本書紀(720)天武九年一〇月(北野本訓))
たむら【屯・群・党】
- 〘 名詞 〙 =たむろ(屯)
- [初出の実例]「人皆党(タムラ)有り。亦達(さと)る者少し」(出典:日本書紀(720)推古一二年四月(岩崎本平安中期訓))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「屯」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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