出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
生没年未詳。鎌倉末・南北朝時代の歌僧。出自、経歴など不明な点が多いが、頓阿(とんあ)、兼好(けんこう)、慶運(きょううん)などとともに、二条為世(ためよ)門の「和歌四天王(してんのう)」と称された。もと叡山(えいざん)の僧で、権律師(ごんのりっし)に至る。1327年(嘉暦2)5月以降に九州に下向、私撰(しせん)集『臨永集(りんえいしゅう)』や『松花集(しょうかしゅう)』の撰集にも関係したとされる。1344年(興国5・康永3)の『高野山金剛三昧院(こうやさんこんごうさんまいいん)奉納和歌』の作者になっているが、これ以降まもなく、90歳前後の高齢で没したと推定される。和歌は『続千載集(しょくせんざいしゅう)』以下の勅撰集に21首入集(にっしゅう)。
杉立てる門田の面の秋風に月影寒き三輪の山本
[稲田利徳]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
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