湯布院[町](読み)ゆふいん

百科事典マイペディア 「湯布院[町]」の意味・わかりやすい解説

湯布院[町]【ゆふいん】

大分県中部,大分郡の旧町。大分川上流の由布院盆地を中心とし,由布岳などの火山斜面を占める。盆地や谷では米作を行う。畜産も盛ん。湯布院温泉は盆地の北東部を占める温泉群で,単純泉,重ソウ泉など,42〜98℃,湯量が非常に豊富な国民保養温泉南部に湯平(ゆのひら),北東部に塚原の温泉もある。久大本線,大分自動車道が通じる。2005年10月,大分郡挟間町,庄内町と合併し市制由布市となる。127.77km2。1万1596人(2003)。

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