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炭酸水素ナトリウム たんさんすいそナトリウム sodium hydrogen carbonate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

炭酸水素ナトリウム
たんさんすいそナトリウム
sodium hydrogen carbonate

化学式 NaHCO3 。重曹,重炭酸ソーダ重炭酸ナトリウムとも俗称される。無色透明の結晶あるいは白色塊状または粉末状物質。熱すると約 300℃以上で分解し,炭酸ナトリウムに変る。水に可溶,アルコールに難溶。

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デジタル大辞泉の解説

たんさんすいそ‐ナトリウム【炭酸水素ナトリウム】

炭酸の一水素ナトリウム塩。白色の微細な結晶。加熱すると二酸化炭素を発生して炭酸ナトリウムとなる。水溶液は弱アルカリ性医薬品・消火剤などに利用。化学式NaHCO3 重炭酸ナトリウム。重炭酸ソーダ。重曹。酸性炭酸ナトリウム

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百科事典マイペディアの解説

炭酸水素ナトリウム【たんさんすいそナトリウム】

化学式はNaHCO3。比重2.20。水に溶ける無色の結晶。俗に重炭酸ソーダ,重曹とも。約300℃で水と二酸化炭素を放って無水炭酸ナトリウムとなる。水溶液は微アルカリ性で,65℃以上で分解して盛んに二酸化炭素を発生する。
→関連項目発泡剤

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栄養・生化学辞典の解説

炭酸水素ナトリウム

 重炭酸ナトリウム,重炭酸ソーダ,酸性炭酸ナトリウム,重曹ともいう.ベーキングパウダーや制酸剤として使われる.

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世界大百科事典 第2版の解説

たんさんすいそナトリウム【炭酸水素ナトリウム sodium hydrogencarbonate】

この名称に相当する塩には一水素塩NaHCO3と二炭酸一水素塩Na2CO3・NaHCO3・2H2Oとが知られており,単に炭酸水素ナトリウムというときは前者をさす。後者はその組成Na3(CO3)(HCO3)・2H2O(NaとCO3のモル比3:2)からセスキ炭酸ナトリウムsodium sesquicarbonate(sesqui‐は11/2を表す接頭語)と俗称されることもある。
炭酸水素ナトリウム
 化学式NaHCO3

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大辞林 第三版の解説

たんさんすいそナトリウム【炭酸水素ナトリウム】

炭酸ナトリウムの飽和水溶液に二酸化炭素を通じて得る白色の微細な結晶。化学式 NaHCO3 水に溶けて、微アルカリ性を示し、加熱すると二酸化炭素と水を放出して炭酸ナトリウムとなる。工業的にはアンモニア-ソーダ法によって得る。消火剤・洗剤・研磨剤・医薬などに用いる。重炭酸ソーダ。重曹じゆうそう

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

炭酸水素ナトリウム
たんさんすいそなとりうむ
sodium hydrogen carbonate

炭酸の一水素ナトリウム塩。化学式NaHCO3、式量84.0。酸性炭酸ナトリウムともいう。Na1モル当りの発生CO2が正塩である炭酸ナトリウムの2倍なので、俗に重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、重曹などともいうが正しい名称ではない。炭酸ナトリウムの飽和水溶液に二酸化炭素を吸収させると沈殿となって析出する。工業的にはアンモニアソーダ法による生成物を温水から再結晶して製造する。無色の単斜晶系の粉末。加熱により270℃以上では分解して炭酸ナトリウムとなる。
 2NaHCO3→Na2CO3+CO2+H2O
 15℃の水100グラムに8.8グラム溶けるがアルコールには溶けない。水溶液は加水分解のため弱アルカリ性を示す。
 ナトリウム塩の製造原料や、二酸化炭素を放出する性質を利用してベーキングパウダー、洗浄剤などに用いられる。また内服薬として制酸剤、アルカリ剤などに用いられる。[鳥居泰男]

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世界大百科事典内の炭酸水素ナトリウムの言及

【制酸薬】より

…制酸薬はその作用機序から吸収性制酸薬と局所性制酸薬に分類される。
[吸収性制酸薬]
 炭酸水素ナトリウム,クエン酸ナトリウム,酢酸ナトリウムなどがこれに属する。これらのアルカリ剤は,速効性であるが,胃酸を中和後に吸収されて血液のアルカリ予備を増大し,過量ではアルカロージスを起こす。…

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