出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福岡市西区、福岡湾口にある島。もと糸島(いとしま)郡北崎村に属した。音無瀬戸(おとなしのせと)を挟んで糸島半島に対する円形の島。面積1.15平方キロメートル。地質はおもに花崗(かこう)岩からなる断崖(だんがい)の険しい海岸線が続き、玄武岩が噴出、北部には岩礁が発達する。最高点218メートル。永禄(えいろく)年間(1558~1570)島民が海賊に襲われて避難して以来無人島となったが、福岡藩がここを流刑地として番所を置いた。現在は漁業を主とする集落が南側斜面に階段状に密集し、山頂近くまで段々畑が開かれている。近海はタイ、イサキ、ブリなどの好漁場で、一本釣り、刺網による漁業が行われている。福岡市の博多(はかた)港から連絡船が通じ、北東岸に灯台がある。2005年(平成17)3月、マグニチュード(M)7.0の地震にみまわれ、一時、住民が島から避難した。人口567(2009)。
[石黒正紀]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新