玉之浦[町](読み)たまのうら

百科事典マイペディアの解説

玉之浦[町]【たまのうら】

長崎県南松浦郡,五島列島福江島南西端の旧町。屈曲に富む良湾の玉之浦湾を抱き,玉之浦港は古来沖合漁業の根拠地として繁栄した。現在は沿岸漁業,真珠・タイ・ハマチ養殖を営む。海食崖が発達する大瀬崎は西海国立公園屈指の景勝地。2004年8月福江市,南松浦郡富江町,三井楽町,岐宿町,奈留町と合併し,五島市となる。68.36km2。2184人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

たまのうら【玉之浦[町]】

長崎県南松浦郡の町。人口2396(1995)。五島列島福江島の南西端に位置する。西は東シナ海に面し,町域中央西寄りには沈降による典型的な溺れ谷の玉之浦湾を抱く。湾口に島山島(最高点236m)がある。山地が起伏し,海岸部の小平地や河川流域に集落が散在する。島山島に面する玉之浦は古くから沖合漁業の基地として繁栄したが,のち基地が移動して避難港となり,急激に衰退した。漁業は古くから県下有数のブリ定置網漁場として知られるが,漁獲の年変動が大きく,現在ではタイ,ハマチ,真珠を主とする養殖漁業が中心になっている。

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