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生涯スポーツ しょうがいスポーツ

4件 の用語解説(生涯スポーツの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

生涯スポーツ【しょうがいスポーツ】

国民すべてが老若男女を問わず,健康の維持,増進および人生の楽しみ,喜びとしてスポーツを行うこと。文部省の体育行政における〈エリート選手づくり〉と並ぶ重要課題の一つ。
→関連項目日本体育協会

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

生涯スポーツ

生涯にわたり、あらゆる場所でスポーツを楽しめる社会づくりを目指そうと、1960年代ごろ提唱されだした。文部科学省が昨年8月、日本のスポーツ政策の基本的な方向性を示した「スポーツ立国戦略」は、生涯スポーツの充実を重点に掲げ、成人の3人に2人が週1回スポーツに親しむ社会を目指す、としている。

(2011-02-02 朝日新聞 朝刊 福島全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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世界大百科事典 第2版の解説

しょうがいスポーツ【生涯スポーツ】

個人的には,生涯にわたって行われるスポーツの存在形態を意味し,社会的には,人々がその生涯の各時期において,また生活の各分野において,必要に応じて,いつでもスポーツを行えるような多様な機会とその条件を整備することを意味する。このような考え方は,ユネスコの〈スポーツ宣言〉(1968)やスポーツに関するヨーロッパ会議の〈みんなのスポーツ憲章〉(1975),第1回青少年体育・スポーツ担当大臣会議(1976)などの影響を受けて,とくにヨーロッパアメリカを中心に広がってきた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

生涯スポーツ
しょうがいすぽーつ
lifelong sports

人が生涯にわたってスポーツ活動を楽しみながら健康増進を図るとともに、スポーツを通して人生を豊かなものにすること。一般的な解釈として、(1)自己が生涯に継続してスポーツを楽しむこと、(2)幼児から高齢者までのあらゆる人たちがスポーツに親しむこと、という二つの視点でとらえられる。
 生涯スポーツが国際社会で強調されるようになったきっかけは、1960年代にヨーロッパで高まったスポーツの大衆化運動、スポーツ・フォー・オールSports for All運動である。その結果、1968年のユネスコ(国連教育科学文化機関)のスポーツ宣言や、1975年のスポーツのヨーロッパ会議における「みんなのスポーツ憲章」の採択勧告が行われ、続く1976年には、ユネスコの第1回青少年体育・スポーツ担当相会議において、すべての人々に対してスポーツの機会を提供することの必要性が強調された。これにより幼児から高齢者、身体障害者を含めて参加し、楽しむことができる生涯スポーツの権利に注目が集まるようになった。
 日本ではスポーツ振興法の規定に基づき、スポーツ振興基本計画が2000年(平成12)に策定された。「国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を実現する」ことを目ざし、成人の週1回以上のスポーツ実施率が50%になることが目標であった。2012年に文部科学省が今後5年間の政策目標を策定したスポーツ基本計画では、さらなる生涯スポーツ社会の整備を掲げ、成人の週1回以上のスポーツ実施率が65%程度、そのうち週3回以上の人が30%となることを目ざす一方、1年間に一度もスポーツをしない未実施者がゼロに近づくことが目標とされた。また、子供の体力に関しては、今後10年以内に1985年(昭和60)ごろの水準を上回るようにスポーツ機会を充実することが掲げられている。
 このようなスポーツ振興政策の実施に先だち、1988年度に当時の文部省体育局に生涯スポーツ課(現、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ振興課)が設置され、スポーツ活動の場となる総合型地域スポーツクラブやその人材の育成が進められてきた。また、全国スポーツ・レクリエーション祭や生涯スポーツ功労者の表彰などの事業が実施されている。[編集部]

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