甲山[町](読み)こうざん

百科事典マイペディア 「甲山[町]」の意味・わかりやすい解説

甲山[町]【こうざん】

広島県中東部世羅(せら)郡の旧町。吉備(きび)高原の一部を占め,中部芦田川が東流する。甲山盆地(太田盆地)にある主集落は平安末期備後(びんご)太田荘の中心で,藩政時代は高山(こうざん)宿として栄えた。米作畜産を行い,マツタケ,シイタケなども産する。東部を福塩線が縦断する。2004年10月世羅西町と世羅町へ編入。99.79km2。7006人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android