デジタル大辞泉
                            「男冥利」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    おとこ‐みょうりをとこミャウリ【男冥利】
        
              
                        - 〘 名詞 〙
- ① 男として神仏から受ける冥々の御利益(ごりやく)。男に生まれたしあわせ。おとこみょうが。⇔女冥利。- [初出の実例]「わたしゃ出雲にとり残されて男冥理につきたのか」(出典:洒落本・辰巳婦言(1798)昼遊の部)
 
- ② よい男を夫とするよう、神仏から恵まれたしあわせ。- [初出の実例]「これ程生れまさったわしを否がると、お前、男冥利(ヲトコミャウリ)に尽きて罰があたるよ」(出典:歌舞伎・時桔梗出世請状(1808)大詰)
 
- ③ 「男冥利にかけて」の意味で、神仏にかけて誓う時に言う語。- [初出の実例]「『男みゃうり、のきました』『しからば御目にかかりませう』」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)八)
 
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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