( 1 )語源に諸説あるが、未詳。江戸下町の若者の気風を表わす「いさみ(勇)」「きゃん(侠)」などの類語があるが、「随筆・守貞漫稿」の記述によれば、気風だけではなく、物品・人品についてもいい、必ずしもプラス評価だけではない意味合いを持つ。
( 2 )文政(一八一八‐三〇)頃の佃節に「いきな深川いなせな神田人の悪いは麹町」というのがあり、当時左官・大工・土方が多く住んでいたとされる神田の若者の気風を「いなせ」とみていたことがわかる。→いなせぶし(鯔背節)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...