好漢(読み)コウカン

デジタル大辞泉 「好漢」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん〔カウ‐〕【好漢】

好ましい男。気性のさっぱりしたよい男。快男子。「好漢自重すべし」
[類語]快男子快男児好男子男性的男らしい雄雄しい男臭い男盛り男振り男前冥利みょうり男気伊達だて男性美りりしい勇ましいたけだけしい精悍雄偉いなせ偉丈夫硬骨漢正義漢熱血漢無頼漢

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精選版 日本国語大辞典 「好漢」の意味・読み・例文・類語

こう‐かんカウ‥【好漢】

  1. 〘 名詞 〙 好ましい立派な男。気持のさっぱりした感じのよい男。快男子(かいだんし)
    1. [初出の実例]「龍安老師弟子行中、得一好漢、即鳳侍者是也」(出典:村庵藁(室町中)下)
    2. 「堀君にしても粒選(つぶよ)りの好漢が、死んでしまって…」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉五笑会の連中)
    3. [その他の文献]〔旧唐書‐狄仁傑伝〕

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普及版 字通 「好漢」の読み・字形・画数・意味

【好漢】こう(かう)かん

よい男。快男子。〔大唐新語、六、挙賢〕長安中、則天武后)狄仁に問うて曰く、、一好(もと)む。るかと。仁對(こた)へて曰く、~則ち今の宰臣李(りけう)・、亦た之れが爲(た)るに足る~と。~則天びて曰く、此れが心なりと。

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