界面電気現象(読み)かいめんでんきげんしょう(英語表記)electrical surface phenomenon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

界面電気現象
かいめんでんきげんしょう
electrical surface phenomenon

2つの異なる相が接している境界面に現れる電気現象。気体/液体,気体/固体,液体/液体,液体/固体,固体/固体の5つの場合が考えられる。表面ポテンシャル接触電気圧電気摩擦電気などの界面静電気現象と,電気浸透電気泳動などの界面動電気現象とがある。これらは界面化学とともに界面の複雑な構造を知るうえで重要な現象である。

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世界大百科事典 第2版の解説

かいめんでんきげんしょう【界面電気現象 electrical surface phenomenon】

気相,液相,固相の組合せによる二つの異なった相の境界面(界面)には,電位差が現れ,これに対応して電荷の不均一な分布を生ずる。たとえば固体‐液体界面では,溶液中からの正負イオンいずれかの界面への選択的吸着,固体表面の分子の解離,双極子の界面への吸着配列によって,電荷の不均一な分布を生ずる。これを界面電気二重層といい,そのうち,イオンの不均一分布による電気二重層をイオン二重層,双極子の吸着による電気二重層を双極子二重層という。

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