白神岬(読み)シラカミミサキ

デジタル大辞泉 「白神岬」の意味・読み・例文・類語

しらかみ‐みさき【白神岬】

北海道渡島おしま半島南西端の岬。付近青函トンネル基点がある。

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精選版 日本国語大辞典 「白神岬」の意味・読み・例文・類語

しらかみ‐みさき【白神岬】

  1. 北海道南西部、渡島(おしま)半島南西端の岬。津軽半島の龍飛(たっぴ)崎と対して津軽海峡の西の入口をつくる。海食崖の景観で知られる。

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日本歴史地名大系 「白神岬」の解説

白神岬
しらかみみさき

津軽海峡の西口にあたり、北海道最南端の岬。白紙・白上・白髪の文字を当てることもある。対岸青森県の竜飛たつぴ崎までは直線距離で二二キロ。渡島山塊の白神岳(三五二・四メートル)天狗てんぐ(三〇八メートル)が海峡に落ち、付近一帯は急峻な海食崖が続いて見事な景観をつくり出し、松前矢越まつまえやごし道立自然公園の一部となっている。「津軽一統志」に「しらかみ崎」・大内峠がみえる。

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改訂新版 世界大百科事典 「白神岬」の意味・わかりやすい解説

白神岬 (しらかみみさき)

北海道南西部,渡島(おしま)半島最南端にあり,津軽海峡をへだてて津軽半島竜飛(たつぴ)崎と相対する岬。渡島支庁松前町に属する。津軽海峡の西の入口にあたり,恵山(えさん)岬に至る約90kmが津軽海峡の北岸をなす。竜飛崎との間は約19kmで,海底には青函(せいかん)トンネルが通っている。付近は高さ約100mの海食崖が連なり,灯台と霧信号所がある。松前矢越(やごし)道立自然公園に含まれている。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「白神岬」の意味・わかりやすい解説

白神岬
しらかみみさき

北海道南西部、渡島(おしま)半島南西部の松前半島南端の岬。松前町に属す。青森県の龍飛(たっぴ)崎と約20キロメートルの距離で相対し、両岬間は津軽海峡の西の入口にあたる。付近の海岸は約50メートルの海食崖(がい)をなし、突端に1888年(明治21)創設の灯台がある。国道228号が海岸を通り、旧国鉄松前線は廃止されたが、白神トンネルを抜けていた。付近は松前矢越(やごし)道立自然公園の一部である。

[瀬川秀良]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白神岬」の意味・わかりやすい解説

白神岬
しらかみみさき

北海道南西部,松前半島の南端にある岬。松前町に属し,津軽海峡をへだてて青森県津軽半島の竜飛 (たっぴ) 崎と相対する。突端に灯台,霧信号所がある。岩石海岸自然美で知られる松前矢越道立自然公園有数の景勝地北東吉岡には青函トンネル北海道側の出入口がある。

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