盧泰愚(読み)ろたいぐ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

盧泰愚(ろたいぐ)
ろたいぐ / ノテウ
(1932― )

韓国(大韓民国)の軍人、政治家。慶尚北道(けいしょうほくどう/キョンサンプクド)達城に生まれる。1955年陸軍士官学校第11期卒業。1960年軍事情報部隊、1961年防諜(ぼうちょう)部隊の将校を歴任し、1968年陸大卒業。1971年歩兵連隊長、1974年特戦旅団長、1979年首都警備司令官。1980年全斗煥(ぜんとかん/チョンドファン)の後を受け軍保安司令官、1981年大将で予備役となり、政務第二長官として政界入り。以後、体育部長官、内務部長官を経て、1983年オリンピック組織委員長に就任。1985年に民正党代表委員となって、国会議員当選(全国区)。陸士以来の全大統領の盟友で、最有力後継者と目されていたが、1987年6月民正党大統領候補に選出され、大胆な民主化宣言で政局に転機をもたらし、同年8月民正党総裁に就任。同年12月の大統領選挙に大差で勝利、翌1988年から1993年まで第13代大統領を務め、ソウル・オリンピックを成功させ、当時のソ連、中国と国交を結んだ。1995年に不当蓄財等の廉(かど)で逮捕され有罪となり刑に服した。1997年に特赦で釈放。[玉城 素]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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