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相嘗 あいなめ

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百科事典マイペディアの解説

相嘗【あいなめ】

相饗(あいにえ)ともいう。にえは神供(しんく)の意。共食により神人(しんじん)結合するとの信仰に基づく儀礼。神祇(じんぎ)に新穀を饗し,天皇の共食された祭が相嘗祭(旧11月)であるが,律令(りつりょう)制度の衰退とともに急速に衰えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

あいなめ【相嘗】

相饗(あいにえ)ともいう。嘗はなめる,ねぶる,味わうの意で,《日本書紀》などの新嘗(にいなめ)や大嘗祭の記事ではナフライとよまれており,転じて直会(なおらい)となる。したがって相嘗は直会と同じ意であり,神祭にさいして,神に神饌をささげ,それを司祭者・参加者がいただく神人共食の儀礼である。この相嘗を通じて神と人との親密さが加わり,神は人を守護することを保証し,人は神を敬い,祈願し,報謝する。この一体感を強め,確認することが祭りの本質である。

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世界大百科事典内の相嘗の言及

【共食】より

…共食には神と人との共食,人と人との共食がある。神と人との共食は,神に捧げた御食(みけ)(神饌)そのもの,もしくは同じものを調製し,祭りの司祭者・氏子が神前で相嘗(あいなめ)すなわち直会(なおらい)をする。神と人とが同じ食物を味わうことによって,両者の親密を強め,生活安泰の保証を得ようとするものである。…

※「相嘗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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