コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

石人石獣 せきじんせきじゅう shi-ren shi-shou

5件 の用語解説(石人石獣の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石人石獣
せきじんせきじゅう
shi-ren shi-shou

中国で秦・漢代以降,墓前や祠廟の前に置かれた石造の人物と動物の彫像。漢の将軍霍去病の墓前には,象,羊,牛,馬,亀などの石獣があり,なかでも腹下に胡人を押えた石馬は有名である。後漢以降,南北朝時代にも石人石獣は多いが,唐の高宗の乾陵のものは名高い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

せきじん‐せきじゅう〔‐セキジウ〕【石人石獣】

中国で、墳墓や廟堂、宮殿の参道や前庭などに置かれた、石製の人物像と動物の像。代に始まり代まで行われた。墓の格式を示すとともに、その守護と悪鬼駆除を目的とした。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

石人石獣【せきじんせきじゅう】

中国で墳墓や祠廟(しびょう)の前庭に並べた石製の人物・動物像。石人石獣を並べる風習は前漢から始まり,明,清に至るまで行われた。代表的なものに漢代の霍去病(かくきょへい)の墓,唐の太宗の昭陵,高宗の乾陵がある。
→関連項目永泰公主墓

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

せきじんせきじゅう【石人石獣 shí rén shí shòu】

中国,朝鮮において,石刻の人像,怪獣をいう。始皇帝の命により対匈奴戦争に従軍した偉丈夫,阮仲翁の伝説にもとづき石人を翁仲ともいう。中国では古くから,宮殿,祠廟,墳墓などの前に石造の人物や怪獣を配置した。陝西省興平県霍去病(かくきよへい)墓の墳丘をめぐって立てられていた16体の馬,虎,人,猪(ブタ),牛,羊,蝙蝠,魚などを表した石像は,石人石獣のもっとも古い形とされている。だが,前漢の遺例はこのほかになく,後漢代に墓前に立てられた石人石獣が後代につながる形式をとる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

せきじんせきじゅう【石人石獣】

中国漢代以降、墳墓や廟堂びようどうの前に置かれた石製の人物や獣。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の石人石獣の言及

【墳墓】より

… 墓の前に拝殿など祭祀の施設をつくることもある。また,死者を守る従者や軍馬などの彫像を立てたりすることは,漢の霍去病墓に立てた馬の石彫以来,古代中国で知られている(石人石獣)。新羅の王陵には周囲に十二支像を表現した護石(ごせき)を配している。…

※「石人石獣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

石人石獣の関連キーワード衛満石刻タッコング一貫性の原則朝鮮族大石荒河介土師甥小中華思想朝鮮会社令モッ

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone