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帝王陵 ていおうりょう

世界大百科事典 第2版の解説

ていおうりょう【帝王陵】

強大な権力をもつ支配者である皇帝,天皇,大王,君主などを埋葬した,地上に大きな構築物をもつ墓を帝王陵という。諸王の王である大王や,大王と同等の,またはそれを上回る権力者の皇帝は,古代統一国家の形成過程のなかから出現したので,一般に帝王陵は,古代帝国の象徴と考えられている。しかし,いわゆる古代以後にも支配者のための巨大な墓は建設されており,また世界史的にみると〈古代〉そのものの概念があいまいであるから,むしろ古代や中世に限らず,近世,近代をもあわせ支配者の権威を示すために構築された大きな墓をも含めて帝王陵と呼ぶ方が実態に即しているばかりでなく,帝王陵のもつ意義をはっきりさせるのにも役立つ。

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世界大百科事典内の帝王陵の言及

【墳墓】より

…この方式も後代に受け継がれ,唐の昭陵乾陵は,その規模をさらに拡大したものである。 帝王陵への墳丘の導入によって,高級官人や有力豪族層の墓も急速に墳丘を築くようになるが,前漢代には墳丘の高さが法律によって規制された。しかし,国家権力が相対的に弱くなる後漢代になると,地方において大きな墳丘と墓室を築くようになる。…

※「帝王陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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