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石闕 せっけつ shi-que

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石闕
せっけつ
shi-que

中国,漢代から六朝時代に宮殿,祠堂,墓陵などの前に建てられた1対の石柱,あるいは下が門で上が高楼になった建築のこと。現存するのは柱状のもので,山東省嘉祥県の武氏祠石闕,四川省渠県の馮煥石闕 (ふうかんせっけつ) ,四川省の高頤石闕 (こういせっけつ) などが著名。

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デジタル大辞泉の解説

せっ‐けつ〔セキ‐〕【石×闕】

中国で、帝王の墓や廟(びょう)の前に建てられた左右一対の装飾的な石造の門柱。四面に人物・鳥獣の像が彫刻されている。代から六朝時代にかけて行われた。

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世界大百科事典 第2版の解説

せっけつ【石闕 shí què】

中国古代において,城門,宮殿,祠廟,陵墓などの入口に立てた1対の高層建物をとよんだ。闕の名はその間が欠けて道路になることから,よんだとする説が有力である。闕は一種の見張台で,観ともよばれた。実物の遺構はのこらないが,漢代の画像塼(せん)や敦煌の北朝壁画の城郭図からすると,塼ないしは木造の高い土台を築き,その上に斗栱(ときよう)の組物をもつ部屋を建て,屋根を瓦で葺いた状況がうかがわれる。 石闕は本来木造であった闕を石でまねてつくった石造物で,大型墓の神道(しんどう)(神道碑)や祠廟の入口を飾った。

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大辞林 第三版の解説

せっけつ【石闕】

中国で、廟びようや陵墓の前左右に石を積み重ねて建てられた装飾的な一種の門柱。壁面にさまざまな画像を施す。後漢に盛行。

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世界大百科事典内の石闕の言及

【石人石獣】より

…だが,前漢の遺例はこのほかになく,後漢代に墓前に立てられた石人石獣が後代につながる形式をとる。長期間の間に,原位置から移動している場合が少なくないが,墳丘正面の参道を神道(しんどう)とよび,その両側に左右1対の石闕(せつけつ)(石でつくった入口の楼門),石獣,神道石柱(墓主の姓名を記し墓域を示す標柱。神道碑,華表ともいう)を立てたようである。…

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