コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

石闕 せっけつshi-que

4件 の用語解説(石闕の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石闕
せっけつ
shi-que

中国,漢代から六朝時代に宮殿,祠堂,墓陵などの前に建てられた1対の石柱,あるいは下が門で上が高楼になった建築のこと。現存するのは柱状のもので,山東省嘉祥県の武氏祠石闕,四川省渠県の馮煥石闕 (ふうかんせっけつ) ,四川省の高頤石闕 (こういせっけつ) などが著名。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

せっ‐けつ〔セキ‐〕【石×闕】

中国で、帝王の墓や廟(びょう)の前に建てられた左右一対の装飾的な石造の門柱。四面に人物・鳥獣の像が彫刻されている。代から六朝時代にかけて行われた。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

せっけつ【石闕 shí què】

中国古代において,城門,宮殿,祠廟,陵墓などの入口に立てた1対の高層建物をとよんだ。闕の名はその間が欠けて道路になることから,よんだとする説が有力である。闕は一種の見張台で,観ともよばれた。実物の遺構はのこらないが,漢代の画像塼(せん)や敦煌の北朝壁画の城郭図からすると,塼ないしは木造の高い土台を築き,その上に斗栱(ときよう)の組物をもつ部屋を建て,屋根を瓦で葺いた状況がうかがわれる。 石闕は本来木造であった闕を石でまねてつくった石造物で,大型墓の神道(しんどう)(神道碑)や祠廟の入口を飾った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の石闕の言及

【石人石獣】より

…だが,前漢の遺例はこのほかになく,後漢代に墓前に立てられた石人石獣が後代につながる形式をとる。長期間の間に,原位置から移動している場合が少なくないが,墳丘正面の参道を神道(しんどう)とよび,その両側に左右1対の石闕(せつけつ)(石でつくった入口の楼門),石獣,神道石柱(墓主の姓名を記し墓域を示す標柱。神道碑,華表ともいう)を立てたようである。…

※「石闕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone