石灰肥料(読み)セッカイヒリョウ

百科事典マイペディアの解説

石灰肥料【せっかいひりょう】

石灰質肥料とも。有効石灰または苦土(くど)(酸化マグネシウム)を含有する肥料。生石灰(酸化カルシウム),消石灰(水酸化カルシウム),炭酸石灰(炭酸カルシウム)などがある。原料は石灰岩ドロマイト。植物養分となるほか,酸性土壌の中和,土壌の団粒構造の形成などの効果があるが,多用すると地力の減耗を招く。
→関連項目化学肥料肥料

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

せっかいひりょう【石灰肥料 lime fertilizer】

石灰を主成分とした肥料。降雨量が多く,また酸性肥料の施用量の多い日本の耕地は石灰やマグネシウムなどのアルカリ分が流亡して酸性化しやすい。酸性土壌では作物の生育は不良になるので,土壌の酸度を矯正する必要がある。酸度の矯正には流亡した石灰やマグネシウムを補充する必要があり,石灰肥料はこのような土壌酸度の矯正と石灰分の補給に用いられる。土壌の酸性化しやすい日本では多量に生産・消費される肥料で,窒素,リン酸,カリに石灰を加えて肥料四要素と呼ばれている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

せっかいひりょう【石灰肥料】

カルシウム分を含む肥料の総称。主なものに、生石灰・消石灰・炭酸カルシウムがある。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の石灰肥料の言及

【土佐国】より

…旧国名。土州。現在の高知県。土左国,都佐国とも記す。
【古代】
 南海道に属する中国(《延喜式》)。ただし865年(貞観7)に介を加置され国司の構成は上国と変わらなくなった。《古事記》の国生み神話には〈建依別(たけよりわけ)〉という別称が記されている。《先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)》の国造本紀には波多国造として天韓襲命,土佐国造として小立足尼の名がみえ,律令制的な国の成立以前,この地は土佐・波多両国造の支配下にあった。…

※「石灰肥料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

きゃらぶき

魚貝類や野菜類をしょうゆで佃煮(つくだに)のように煮るものをきゃら煮というが、きゃらぶきは、フキの茎をきゃら煮風に煮たもので、初夏のフキを用いてつくるのがよい。フキの葉を切り落とし、茎は日干しにしてか...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android