コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

硫酸アルミニウム りゅうさんアルミニウム aluminum sulfate

6件 の用語解説(硫酸アルミニウムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫酸アルミニウム
りゅうさんアルミニウム
aluminum sulfate

化学式 Al2(SO4)3水酸化アルミニウムを硫酸に溶かして濃縮すると生成する。工業的にはボーキサイトまたは粘土などを硫酸に溶かして製造するが,これは鉄などの不純物を含む。無水物のほかに 18水和物 (無色単斜晶系結晶) などがある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りゅうさん‐アルミニウム〔リウサン‐〕【硫酸アルミニウム】

アルミニウム硫酸塩。一八水和物が普通で、無色の針状結晶。熱すると、水を失い、無水塩となる。水に溶ける。皮なめし剤・媒染剤や、水の浄化の沈殿剤、製紙用サイジング剤などに使用。化学式Al2(SO43

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

硫酸アルミニウム【りゅうさんアルミニウム】

化学式はAl2(SO43・16H2O。比重1.69。無色の針状結晶。熱すると泡(あわ)を出して結晶水を失い無水塩Al2(SO43(比重2.71)となる。
→関連項目泡消火器発泡剤

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうさんアルミニウム【硫酸アルミニウム aluminum sulfate】

化学式Al2(SO4)3。市販品は,ボーキサイトまたは粘土を硫酸(20~50%)と煮沸し,アルミニウム分を溶かし出し,不溶分をろ過したろ液から通常16水和物として得られる。鉄を含まない純度の高いものは純水酸化アルミニウムを硫酸に溶解してつくる。16水和物は-19℃から95℃の水溶液から析出する。そのほか18水和物(比重1.62),27水和物,また10水和物,6水和物も知られている。水和物を340℃以上に加熱すると完全に脱水され無水和物となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

りゅうさんアルミニウム【硫酸アルミニウム】

水酸化アルミニウムに硫酸を加えて得られる無色結晶。普通は一八水和物。化学式 Al2(SO43 皮のなめし・媒染剤・ミョウバンなど他のアルミニウム化合物の原料などに用いる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫酸アルミニウム
りゅうさんあるみにうむ
aluminium sulfate

アルミニウムの硫酸塩。無水和物と多くの水和物がある。水酸化アルミニウムを硫酸に溶かした溶液を濃縮、冷却すると十八水和物Al2(SO4)318H2O(式量664.4)が得られる。十八水和物は無色の単斜晶系結晶。比重1.69(17℃)。穏やかに熱すると十六、十、六の各水和物を経て350℃で無水和物となる。無水和物は無色の粉末。770℃で分解する。水に可溶、エタノール(エチルアルコール)に不溶。酸味があって渋い味がする。水に86.9g/100g(0℃)、107.4g/100g(20℃)溶ける。[Al(H2O)6]3+を含む錯塩であり、水溶液は加水分解して[Al(OH)(H2O)5]2+とH3O+を生じ、かなり強い酸性である。市販の液体硫酸アルミニウムはアルミナ分8.0~8.2%を含む水溶液をさす。上・下水道や製紙などの工業用水・排水浄化の凝集沈降剤として用いられる。また、アルミナホワイト、ミョウバンなどの原料、サイジング助剤、媒染剤、泡消火薬剤としての用途がある。[守永健一・中原勝儼]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

硫酸アルミニウムの関連キーワード酢酸鉛式量デオキシリボースミョウバン過酸化水素水硫化鉄アルドリンミョウバン(明礬)擬ミョウバン(擬明礬)硫酸チタン

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

硫酸アルミニウムの関連情報