種馬(読み)タネウマ

デジタル大辞泉 「種馬」の意味・読み・例文・類語


しゅ‐ば【種馬】

種つけ用の牡馬ぼば。たねうま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「種馬」の意味・読み・例文・類語

たね‐うま【種馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬の品種改良や繁殖のために飼う馬。ふつう牡馬をさしていう。
    1. [初出の実例]「種馬の駒待あはすあられ哉〈楚常〉」(出典:俳諧・卯辰集(1691)上)
  3. 精子持主としての男をいう俗語。また特に、婿(むこ)などについていう。

しゅ‐ば【種馬】

  1. 〘 名詞 〙 種つけ用の牡馬。たねうま。
    1. [初出の実例]「其処には村の誇りにしてある高価な村有種馬(シュバ)が飼はれてあった」(出典:道(1910)〈石川啄木〉)
    2. [その他の文献]〔周礼‐夏官・校人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android