デジタル大辞泉 「節する」の意味・読み・例文・類語 せっ・する【節する】 [動サ変][文]せっ・す[サ変]1 限度を越えないようにする。控えめにする。「飲食を―・する」2 むだを省いて切り詰める。節約する。「経費を―・する」[類語](1)控える・慎む・抑える・差し控える・憚る・節制する/(2)節約・倹約・セーブ・エコノミー・切り詰める・引き締める・約つづめる・けちる・けちけちする・出し惜しむ・出し渋る・爪に火を点す・財布の紐を締める・財布の紐が堅い・始末・経済・節倹 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「節する」の意味・読み・例文・類語 せっ‐・する【節】 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]せっ・す 〘 他動詞 サ行変 〙① 物事の程度をちょうどよくする。適度にする。調節する。[初出の実例]「暑中熱するときは氷を室内に解かし、冬は石炭又は蒸気を以て寒温を節(セッ)すべし」(出典:福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉八四)② 数量や程度を制限して減らす。また、控えめにして抑える。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「会員は無用の虚飾を謹み冗費を節して教育慈善等の公益に義捐する事」(出典:破垣(1901)〈内田魯庵〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例