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米価審議会 べいかしんぎかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

米価審議会
べいかしんぎかい

米や麦など主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議する農林水産大臣諮問機関。 1949年8月に食糧庁に設置された。生産者代表,消費者代表,学識経験者ら 25人以内の委員で構成され,委員は農林水産大臣が任命する。食糧管理法による米価統制下で審議会は生産者と消費者の利害が対立し,毎年紛糾を繰り返してきたが,2001年の中央省庁再編を機に廃止された。

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デジタル大辞泉の解説

べいか‐しんぎかい〔‐シンギクワイ〕【米価審議会】

米麦その他主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議し、必要事項について建議した農林水産大臣の諮問機関。昭和24年(1949)設置、平成13年(2001)食料・農業・農村政策審議会に統合されて廃止。

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百科事典マイペディアの解説

米価審議会【べいかしんぎかい】

米価その他主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議し,農水大臣に建議するための食糧庁の付属機関で1949年創設。委員は25名以内(他に専門委員も置ける),農水大臣により学識経験者(実際には生産者・消費者代表,国会議員等も含む)の中から任命。
→関連項目食糧庁

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世界大百科事典 第2版の解説

べいかしんぎかい【米価審議会】

農林水産省設置法52条に基づいて,食糧庁の付属機関として設置されている農林水産大臣の諮問機関。略称米審。農水大臣の諮問に応じて米価その他主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議し,およびこれに関して必要と認める事項を農水大臣に建議する。審議会委員の数は25人以内で,ほかに専門の事項を調査するため必要があるときは,専門委員を置くことができる。委員,専門委員は審議会の所掌事務に関し学識経験のある者のうちから,農水大臣が任命することになっているが,実際は生産者代表,消費者代表,中立委員としての学識経験者から構成され,現在ではおのおの5人,5人,15人という構成になっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

米価審議会
べいかしんぎかい

農林水産省組織令に基づいて食糧庁に設置されていた諮問機関。1999年(平成11)7月に成立した中央省庁等改革の一環として、新たに食料・農業・農村政策審議会が設置されるとともに、2001年1月に廃止された。米価審議会の審議は食料・農業・農村審議会の主要食糧分科会に引き継がれた。
 米価審議会は農林水産大臣の諮問に応じ、米価その他の主要食糧の価格決定に関する基本事項の調査審議や必要事項について建議することが目的であった。1949年(昭和24)閣議決定により物価庁長官および農林大臣の諮問機関として発足し、1952年より食糧庁の所属となった。
 委員は25名以内で、学識経験のある者のうちから、農林水産大臣が任命することになっていたが、実際には生産者代表、消費者代表、学識経験者代表によって構成され、生産者米価、消費者米価の決定に際して意見が対立し、答申不可能な事態もみられた。委員の任期は1年で、審議は非公開制であった。1994年に食糧管理法が廃止され、食糧法が施行されたことにより、審議会の役割は大きく後退していた。[北出俊昭]

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世界大百科事典内の米価審議会の言及

【米価】より


[制度の変更]
 食糧管理法の廃止(1995)までの食糧管理制度のもとでは,米は政府米と自主流通米(1969年産米から制度化)に分けられていた。政府米の場合は生産者価格は政府の買入価格であり,卸商へ政府が売る価格が売渡価格であって,いずれも毎年米価審議会の議を経て政府が決定する。生産者米価の算定方式は生産費および所得補償方式による。…

※「米価審議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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