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系統学習 けいとうがくしゅう systematic study

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

系統学習
けいとうがくしゅう
systematic study

基礎的,科学的知識の系統的な学習を重視する教授,学習方法。日本では第2次世界大戦後,戦前の教師中心の硬直化した教育の反省として,児童の自発性や活動,経験を重視する生活単元学習,問題解決学習が採用されたが,これが学力の低下をもたらすという批判が起り,1951年の学習指導要領の改訂を契機に系統学習が導入されるにいたった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

けいとうがくしゅう【系統学習】

知識や技術などを系統的体系に則して習得することを目指した学習形態。 → 経験学習

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

系統学習
けいとうがくしゅう

問題解決学習に対する用語であり、知識、科学、技術などの体系化された教授内容を、一定の筋道に従って習得させようとする、教育課程の編成および学習指導の方法をいう。基本的には、子供の自発的な発展や経験の成長を教育と考える立場に対立し、客観的真理の実在を認め、知識、科学、技術などの客観的な文化遺産の伝達を教育と考える立場にたっている。
 第二次世界大戦後、日本では、デューイらの経験主義教育理論にたつ問題解決学習が、新教育の中心理論として採用された。しかし子供の興味・関心や身近な生活経験を重視するあまり、現実適応主義に陥り、また基礎学力が低下するなどの問題点が指摘された。このような指摘や批判のなかから、科学的知識の系統的教授を重視する系統学習が提唱されてきたのである。
 系統学習論には、教科内容編成の側面と教授・学習過程構成の側面とがあるが、重点は前者にある。すなわち、教科の系統の内容的根拠は科学の体系にあるというのが、教科内容論の第一義的指標である。しかし、これは原則であって、現実には、科学の体系によって教科の内容を編成するということは容易ではない。また教授・学習過程における教育的系統性を、科学的内容の系統性と子供の認識発達の系統性との統一において求めることが課題として残されている。[伊東亮三]
『『広岡亮蔵教育学著作集第二巻 学習形態論』(1968・明治図書出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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