結城氏朝(2)(読み)ゆうき うじとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「結城氏朝(2)」の解説

結城氏朝(2) ゆうき-うじとも

1402-1441 室町時代の武将
応永9年生まれ。小山泰朝(おやま-やすとも)の次男。伯父結城満広(みつひろ)の養子となり,下総(しもうさ)結城城(茨城県)城主永享の乱で鎌倉公方(くぼう)足利持氏(もちうじ)が自害したのちも,遺子安王・春王を結城城にむかえて室町幕府,関東管領上杉氏とたたかう(結城合戦)。上杉清方(きよかた)の大軍に攻められ,嘉吉(かきつ)元年4月16日子の持朝(もちとも)とともに自害。40歳。通称七郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例