
(てつ)。
は糸を綴り合わす形で、綴の初文。〔説文〕十四下に「合はせ
(つ)くるなり。
糸に從ふ」と会意に解するが、
の形声字である。前条に「
は綴聯なり。象形」とみえる。〔戦国策、秦一〕「甲を綴り兵を
(と)ぐ」の綴甲は、いわゆる「おどし」。
はその象形。甲衣のみでなく、とばりを綴衣、吹き流しを綴
(てつりゆう)という。
字鏡〕綴 於己奴不(おこぬふ)〔名義抄〕綴 ツラヌ・ツヅル・ツツム・ツモル・カガル・ヤ(ア)ム・ヒロフ・トヅ 〔字鏡集〕綴 トドム・ツツム・ツラヌ・ツヅル・ツヅマル・ツモル・カガル・トヅ・ツラヌク・ヒロフ
・
・
tiuatは同声。小さなものを連ね綴ることを
といい、そのような状態で継続される行為に、
声を用いることが多い。
(てつ)はまた
に作り、酒食を以て連続して祭ることをいう。また、
thjiuatも同系の語である。
▶・綴慮▶・綴連▶・綴輅▶・綴
▶・綴足▶
綴・連綴・聯綴出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...