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美杉 みすぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

美杉
みすぎ

三重県中部,津市南部の旧村域。雲出川上流域にある。 1955年竹原村,八知村,太郎生村,伊勢地村,八幡村,多気村,下之川村の7村が合体して美杉村が成立。 2006年津市,久居市,河芸町,芸濃町,美里村,安濃町,香良洲町,一志町,白山町の2市6町1村と合体,津市となった。大部分が山林で,スギやヒノキの美林地帯。林業,製材業を主とし,南西部の奥津 (おきつ) は磨き丸太の主産地。東部の多気には興国3 (1342) 年から 240年間,伊勢国司北畠氏の居城が置かれ,北畠氏館跡庭園 (国の名勝史跡) と霧山城跡 (国の史跡) が残る。奥一志峡,美杉温泉,君ヶ野ダムがあり,東海自然歩道が通じるキャンプ,ハイキングの適地。三多気 (みたけ) のサクラは国の名勝。全域が赤目一志峡県立自然公園に属する。奥津は雲出川沿いを走る JR名松線の終点。

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デジタル大辞泉プラスの解説

美杉(みすぎ)

三重県津市にある道の駅。国道368号に沿う。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

美杉
みすぎ

三重県中部、一志(いちし)郡にあった旧村名(美杉村(むら))。現在は津市の南西部を占める一地区。雲出(くもず)川上流にあって奈良県に接する。1955年(昭和30)竹原、八知(やち)、太郎生(たろう)、八幡(やわた)、伊勢地(いせじ)、多気(たげ)、下之川(しものかわ)の7村が合併して成立。2006年(平成18)久居(ひさい)市などとともに津市に合併。JR名松(めいしょう)線、国道368号、422号が通じる。区域の86%が山地で、スギ、ヒノキの美林が広がる過疎地区。林業と米作、野菜、茶栽培も行われるが、ほかにみるべき産業はない。奈良県境一帯は室生赤目青山(むろうあかめあおやま)国定公園域。また中央部は赤目一志峡県立自然公園に指定されている。多気地区の標高600メートルの地にある霧山城跡は南北朝時代の北畠(きたばたけ)氏の本拠地で国指定史跡。東麓(とうろく)の北畠氏館(やかた)跡庭園は国指定名勝・史跡。[伊藤達雄]
『『美杉村史』全2巻(1981・美杉村)』

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