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耐用年数[固定資産] たいようねんすう[こていしさん]estimated life

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

耐用年数[固定資産]
たいようねんすう[こていしさん]
estimated life

固定資産の利用可能年数,いわゆる見積り可能寿命をいう。企業会計上の減価償却費の計算では取得価額,残存価額と並んで欠くことのできない要素の1つである。その決定には固定資産の物質的減価と機能的 (経済的) 減価の双方を考慮しなければならない。この場合に物理的には使用可能であっても,生産方法の変化,新技術の開発,修繕費の増加などで経済的には引合わなくなるのが一般的であるから,実際には機能的原因による耐用年数が最短のものとして採用される。耐用年数の正確な決定は,個別企業ごとに確率計算などを用いてなされるのが望ましいが,日本では税法が資産の種類ごとに詳細に耐用年数を規定しており (「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」) ,納税者がこの規定に従わない場合には否認されるおそれがあるため,実務的にはもっぱら税法の耐用年数が用いられている。 (→減価償却 )  

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