デジタル大辞泉
「耳成山」の意味・読み・例文・類語
みみなし‐やま【耳成山】
奈良県橿原市にある山。標高139メートル。大和三山の一。
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みみなし‐やま【耳成山・耳梨山】
- 奈良県橿原(かしはら)市にある山。畝傍(うねび)山・天香久山(あまのかぐやま)とともに大和三山と呼ばれ、付近には藤原京跡がある。標高一四〇メートル。梔子(くちなし)山。歌枕。
- [初出の実例]「香具山と耳梨山とあひし時立ちて見に来し印南国原」(出典:万葉集(8C後)一・一四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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耳成山
みみなしやま
耳梨山とも書き、古歌には「青菅山」「梔子山」とも詠まれた。「伊勢国風土記」逸文に「耳梨の村」と記し、宝亀八年(七七七)の大和国佐位庄券(東寺文書)によれば路東二三条二里が耳梨里であった。付近に推古天皇の耳梨行宮があり、大雨の時には河水があふれて宮庭に流れ込んだという(日本書紀)。「万葉集」巻一に「耳成の 青菅山は 背面の 大御門に 宜しなべ 神さび立てり」とあり、藤原宮の北方の鎮をなす山であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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耳成山 (みみなしやま)
大和三山の一つ。奈良盆地南部,橿原(かしはら)市にある標高139mの山。安山岩からなり,円錐形の美しい山容をなす。《万葉集》巻一に載る長歌〈藤原宮の御井の歌〉に〈耳成の青菅山は 背面(そとも)の大御門に 宜(よろ)しなべ神さび立てり〉とうたわれたように,藤原京の北に位置する山であった。三山相闘の伝説で著名であるが,歌枕でもあり,〈みみなし〉に〈耳無し〉の意をかけて,この山に多数自生したクチナシを詠み合わせた〈みみなしの山のくちなし得てしがな思ひの色の下染めにせむ〉(《古今集》)などという歌もある。
執筆者:大沢 正敏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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耳成山
みみなしやま
奈良県北部、橿原(かしはら)市にある山。耳梨山(みみなしやま)とも書き、地元では北東麓(ろく)に天神社(耳成山口神社)が鎮座するので最近まで天神山とよんでいた。標高140メートル。含柘榴(ざくろ)石安山岩からなり、鐘状火山の形をしているが、山体の主部は沖積層に埋積されていると考えられる。畝傍山(うねびやま)、天香久山(あめのかぐやま)とともに大和三山(やまとさんざん)の一つとして知られ、『万葉集』などに多く詠まれている。南方に特別史跡藤原宮跡がある。
[菊地一郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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耳成山【みみなしやま】
奈良県橿原(かしはら)市にある山。標高140mの讃岐(さぬき)岩からなる小火山で,大和三山の一つ。昔はクチナシの花が多く〈くちなし山〉とも呼ばれた。付近は藤原京のあった所で史跡が多い。南麓に橿原神宮がある。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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耳成山
みみなしやま
耳梨山とも書く。奈良県奈良盆地南部,橿原市にある山。標高 140m。畝傍山,天香具山とともに大和三山と呼ばれる。黒雲母安山岩から成る円錐形の小丘で優美な姿を示す。付近は藤原京のあった地で史跡も多く,万葉の時代から多く歌に詠まれた。山頂に山口神社がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の耳成山の言及
【大和三山】より
…奈良盆地南東部の[畝傍(うねび)山](慈明寺山とも。標高199m),[耳成(みみなし)山](140m),[天香久(あまのかぐ)山](152m)をいう。三山のうち北に位置する耳成山と南西の畝傍山は火山であるが,南東にある天香久山は堅い岩石が浸食から残ったもの。…
※「耳成山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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